『地図と拳』

 

満州の架空の都市を舞台にした日露戦争から終戦までの約半世紀の物語。

 

戦争(拳)の下にあって地図や建築に向かう熱意を持った人々に光をあてています。

「地図や建築は時間を保存する。」という言葉に心を打たれました。

 

大作ですが、読み終わるのが惜しくなる力作でした。